大学院生

神山 理絵子

神山 理絵子

平成23年卒 大学院生3年

 私は平成23年に愛知医科大学を卒業し、愛知県で2年間の研修を終え卒後3年目に当医局に入局しました。その後は関連病院であるさまざまな病院で勤務させていただき、現在は大学院3年生となります。
大学では胆膵領域を中心に勉強させていただいています。大学でしか行えない治療や検査などを多数経験させていただき、また勉強会や症例報告、発表の機会も多くいただいています。日々新しいことをたくさん学べる環境に感謝しながら充実した毎日を過ごしております。今後も何事にも前向きに取り組めるよう、精進していきたいと思います。

西岡 伸

西岡 伸

平成24年卒 大学院生3年

 平成24年卒の西岡伸と申します。現在8年目、大阪医科大学附属病院に勤務しながら、大阪医科大学の大学院3年生で胆膵グループに所属しています。臨床をしつつ、臨床をメインとした研究に取り組んでします。
大学院に入ったきっかけとしては、すごく研究がやりたいといった明確な目標があったわけではなく、周りの流れをみながら…といった感じでしたが、恥ずかしながら当時は大学院でどういったことをやるのかいまいちわからなかったというのが正直なところでした。
しかし、臨床のデータ整理や論文を読んでいく中で、日常診療やガイドラインにおける様々な検査や治療のエビデンスがどのような研究の経過で確立されたかなど、医学の知識や考え方が広がった気がします。そういった事を意識すると、普段の臨床の中で、意見がわかれること、わかってないこと、さらには当たり前だと思っていたことの中にもまだまだたくさんの興味深いことがあることに気づかされました。研究はいつもうまくいくわけではありませんが、そういった積み重ねが自分の可能性を広げ、今後の医療に少しでも貢献できるならと考える日々です。

宮崎 博太

宮崎 博太

平成24年卒 大学院生3年

 私は平成24年に金沢医科大学を卒業し、同年4月より大阪医科大学附属病院で2年間初期研修を行いました。研修中に消化器内科をローテートし、非常に良い雰囲気であったため初期研修終了後に大阪医科大学第二内科に入局致しました。入局後は関連病院などで切磋琢磨し、平成29年4月に大学院(内科学II教室)に入学致しました。入学後は先輩方や上級医の先生方に支えられ、教えて頂きながら日々を過ごしています。これからも何卒宜しくお願い致します。

辻本 裕之

辻本 裕之

平成24年卒 大学院生3年

 平成24年に大阪医科大学を卒業し、同大学附属病院で初期研修を2年間行った後、当医局に入局いたしました。
入局後は市中病院で臨床経験を積みながら、平成29年に大学院に入学致しました。大学院2年目より薬理学教室で基礎研究に携わらせて頂き、家族性地中海熱のiPs細胞を用いた病態解明やiPS細胞を用いた腸上皮細胞におけるオートファジーのメカニズム解明をテーマとして、研究に励んでおります。
家族性地中海熱はMEFV遺伝子の機能消失によりインフラマゾームの亢進をきたしますが、他論文にてCell lineやマウスと人体では実際のインフラマゾームの活性化機構が異なることが証明されたたために、iPS細胞を用いて人体に近い環境でのMEFV遺伝子機能消失による炎症の証明を行っております。
また、IBDにおいてオートファジー異常をきたす原因の一つであるATG16L1遺伝子変異が報告されております。オートファジー遺伝子の変異によって腸上皮の粘液細胞において、粘液形成/分泌不全が報告されていますが、詳細なメカニズムは明らかとなっていないため、iPS細胞から分化させた腸上皮細胞を用いて、オートファジーと粘液分泌のメカニズムを解明を行っております。
樋口教授のご指導の下、大学院で研究に専念させて頂き、基礎研究に携わることで得られる知識や経験を糧として、臨床の診療でも生かしていけるよう精進していきたいと思います。

岡本 紀夫

岡本 紀夫

平成25年卒 大学院生3年

 平成25年に大阪医科大学を卒業し、大阪府下の市中病院にて初期研修を終え、卒後3年目で大阪医科大学第二内科に入局しました。卒後5年目に大学院に入学し、当初より興味があった肝臓グループで肝癌に対する治療を中心に診療にあたっております。
研究では基礎研究に携わっており、先生方のご指導の下、マウスの飼育から細胞の分離および解析まで行っております。実験結果をまとめ、学会や研究会で発表する経験を積んでいます。
臨床及び研究の両立は大変ですが、充実した日々を過ごせており、これからも頑張っていきたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。

田中 泰吉

田中 泰吉

平成25年卒 大学院生3年

 私は平成25年に兵庫医科大学を卒業後、同大学附属病院で2年間の初期研修を行い、地元に近く見学で良くして頂いたご縁から平成27年4月より当医局に所属させていただいております。
その後大学、市中病院にて臨床経験を積ませて頂き平成29年4月大学院に入学となりました。
大学院では下部消化管グループに所属し、炎症性腸疾患、大腸腫瘍などへの臨床を中心とした関りや研究をさせていただいております。
入学後、学会発表や研究会へ参加する機会も増え、日々世界の医療の最新の知識や動向を目の当たりにし、一人の医師として成長し向上する場がここにあることを肌で感じています。
樋口教授を筆頭に、下部グループの上司らによる温かい目とご指導があってこそこのような環境、体制が築かれているのだと感謝しつつ、得られたものをやがて世の中に還元できる様になるべく精進して参る所存です。
今後ともご指導ご鞭撻、何卒宜しくお願いいたします。

由上 博喜

由上 博喜

平成25年卒 大学院生3年

 私は平成25年度に大阪医科大学を卒業後、同院附属病院にて初期研修を行いました。その後は大阪医科大学第二内科に入局し、関連病院で消化器内科医として研修をさせていただきました。卒後5年目からは大学院に入学し、実験動物センターの先生方にご指導いただき、平成30年度までは脂肪由来幹細胞を用いたドラッグデリバリーシステムについての研究を行っておりました。現在は国立がん研究センター東病院に国内留学をさせて頂いております。大学院に入学し、これまで未知の世界であった基礎研究をするようになり、これまでとは違った視点を持つことが出来るようになり、今後臨床医として働く中でも非常に良い経験が出来たと思っております。今後も、これまでの経験を糧にさらにより良い医療を提供できるように、努めてまいりたいと思います。

佐野村 誠

佐野村 誠

平成8年卒 大学院生4年

 平成8年に広島大学医学部を卒業し、現在、社会医療法人仙養会 北摂総合病院消化器内科に勤務しております。私の専門分野は消化管、特に大腸の形態診断学であり、当院の早期大腸癌のNBI診断についてデータを集積し、広島大学内視鏡診療科 田中信治教授、大阪医科大学第2内科 福西新弥先生、樋口和秀教授に御指導いただきまして、論文発表致しました。また、「胃と腸」所見用語集の執筆などに携わる機会もありました。最近は、慢性便秘症や大腸がん検診に関する講演活動も多くさせていただいております。
 臨床医は「臨床と学術の両立」が大事であると考えております。当院の専攻医の先生におかれましては、忙しい臨床現場の日々を送る中、研究会・学会発表、論文執筆といった学術活動にも積極的に参画できるよう、一緒に頑張りたいと思っています。これからも大阪医科大学第2内科に少しでも貢献できるよう努力する所存でございますので、今後とも御指導、御鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

今西 みゆき

今西 みゆき

平成22年卒 大学院生4年

 私は平成22年に大阪医科大学を卒業し、大阪府下の市中病院(他大学の関連病院)にて初期研修を終え、同施設に所属し3年間の後期研修課程を過しました。大阪医科大学第2内科への入局を決めたのは、卒後6年目でした。入局と同時に第2内科の関連病院へ異動し、2年間内視鏡を中心とした更なる臨床経験をつませて頂きました。その間に樋口教授の勧めと後押しを頂き卒後7年目に大学院へ入学、以前より御指導下さっていた先生の下で胆膵グループへ進み、現在大学院3年生になります。私は入学まで市中病院での勤務経験しかなく、大学とはどういう機関なのか、大学院生は何をするのかも殆ど把握出来ていませんでした。現在はその意味を少しずつ理解しながら、目の前の事を勉強させて頂いています。胆膵領域は、これから標準化されていくべき手技や試験段階の検査・治療法が沢山ありますが、当院での手技を国内外から留学・見学といった形で受け入れる事も多く、母校でありながらそのレベルの医療に携われる環境にも感謝しています。当院でしか行えない治療を経験させて頂き、また、症例報告や発表の場を多々頂戴し、忙しいながらも身の引き締まる充実した生活を送っています。可能な限り経験し、経験を生かして医療に前向きに取り組めるよう、これからも精進してまいります。

福本 真延

福本 真延

平成23年卒 大学院生4年

 私は平成23年度に大阪医科大学を卒業後、同付属病院にて初期臨床研修を修了いたしました。研修1年目の4月に消化器内科をローテートした際に、内視鏡などの手技に強く興味を抱き、またアットホームな医局の雰囲気にも魅せられて、入局を決意いたしました。3年目以降は市中病院にてレジデントとして勤務しておりましたが、樋口教授より基礎研究について勉強する機会をいただき、上部消化管グループとして6年目より大阪医科大学大学院へと入学いたしました。現在は、先端医療開発学講座の富永特任教授のもとで過敏性腸症候群をテーマとした研究を行っており、今後も内視鏡の勉強とともに機能性疾患についての知識を深めていきたいと思っております。主にRT-PCRやウエスタンブロットなどの手法を用いて遺伝子/蛋白質発現を評価することを行っておりますが、仮説を立証して実験結果を確認することに、疾患の治療とはまた違ったやりがいを感じながら、日々を過ごしています。実験に専念できる環境をいただいていることに感謝し、まずは学位取得を目指してまいります。ご迷惑をお掛けすることも多いと存じますが、今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

窪田 美紀

窪田 美紀

平成23年卒 大学院生4年

 平成23年に大阪医科大学医学科を卒業し、同病院で2年間の研修を行いました。
特に女性の健康・医療に携わりたいという気持ちから産婦人科等への入局を考えていましたが、2内科の幅広い診療範囲や多岐に渡る手技・そして先生方の人柄に惹かれ当医局へ入局させていただきました。
3年目以降は市中病院で経験を積み、5年目で大学院に入学しました。
大学病院では下部消化管グループとして、IBDの治療やESD等専門的な診療についても勉強させていただいています。
研究では基礎研究に携わらせていただいており、医局の先生方だけでかく、薬理学教室の先生方にもお力をお借りしています。
また私ごとですが現在妊娠中で、このような中臨床医として、大学院生として充実した日々を送ることができているのは、教授をはじめたくさんの先生方のご指導があってこそだと感謝しています。
2内科はそれぞれの目標やそれぞれのライフスタイルに合わせて自身を磨いていくことのできる医局であると大学院に入り、より強く思っています。
今後さらに精進を重ねていきたいと思います。

青木 雅彦

青木 雅彦

平成24年卒 大学院生4年

 私は大学院1年目は三島南病院で勤務し2年目に大学に戻り現在は国立がん研究センター中央病院に留学しております。樋口教授をはじめとする第2内科の先生と動物実験部門の伊井先生にお世話になりながら、臨床と研究をさせていただいております。膵臓癌に関する研究テーマをいただき、基礎に対する基礎的な知識や技術を勉強させていただきながら研究会、学会で発表する機会も多く充実した日々を送らせてもらっております。教えていただいた知識・技術は留学先でも活用させていただいております。まだまだ未熟者ですが今後も精一杯頑張っていきたいと思いますので宜しくお願いします。

上田 康裕

上田 康裕

平成24年卒 大学院生4年

 平成24年に大阪医科大学を卒業し、同大学附属病院で初期研修を2年間行った後、当医局に入局いたしました。入局後は市中病院で臨床経験を積みながら、平成28年に大学院に入学いたしました。大学院2年目より薬理学教室で基礎研究に携わらせて頂き、現在、胃癌の進展におけるO-GlcNAc糖鎖修飾の役割をテーマとして、日々、研究に励まさせていただいております。高グルコース濃度下の癌細胞内においてO-GlcNAc修飾は顕著に亢進し、その結果として癌細胞の増殖能、遊走能、および、浸潤能が亢進することが分かってきており、主にヒト胃癌細胞株、胃癌自然発症Ganマウスモデルを用いて、O-GlcNAc糖鎖修飾による関連タンパクの発現や機能調節に関与する分子機構を解析しています。樋口教授のご指導の下、大学院で研究に専念させて頂き、基礎研究の観点から疾患へのアプローチの仕方を学び、基礎研究に携わることで得られる知識や経験を糧として、臨床の診療でも生かしていけるよう精進していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

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