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下部消化管
炎症性腸疾患
2022年に日本炎症性腸疾患学会を当科が主管として開催させていただきました。
近年、潰瘍性大腸炎とクローン病を代表とする「炎症性腸疾患」の患者さんが増えています。我々は2014年に「炎症性腸疾患センター」を標榜し、2024年現在では1200名以上の患者さんが通院しておられます。炎症性腸疾患は下痢、血便が続く原因不明の難病ですが、最近では新しい治療法が次々に登場し、少ない副作用で症状を良くすることができる様になってきました。
一方で、炎症性腸疾患は若い世代で発症しやすく、学業や仕事をしながら治療を継続しなければならない患者さんが多くいらっしゃいます。病気を治すだけではなく、それぞれの患者さんの生活背景に合わせた最善の治療を常に考えながら、きめの細かい医療を目指しています。我々のグループには多数の専門医が在籍しており、炎症性腸疾患の基幹病院としての役割を担っています。お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
大腸腫瘍(大腸ポリープ・早期大腸癌)、小腸疾患
わが国では大腸がんになる患者さんが多く、がん全体の中でも大腸がんによる死亡率は女性で1位、男性で2位です。しかしながら、大腸ポリープや早期大腸癌は早期に発見すれば十分に完治ができる疾患であり、まずは内視鏡検査を受けて頂くことが大事です。当院では2022年より消化器内視鏡センターをリニューアルし、最新の設備と技術を駆使して、患者さんにとって負担の少ない、安心、安全な内視鏡検査を心掛けています。
大腸腫瘍に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、消化管出血に対する止血術など、多数の実績を有します。また、これまで検査自体が難しかった小腸の疾患において、近年開発された新しいモダリティである小腸カプセル内視鏡やダブルバルーン小腸内視鏡を用い、積極的に診断・治療を行っています。
大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD)の実際
まず手前側をC字型に粘膜切開を行い、剥離をすすめる。
筋層を視認しながら少しずつ深いラインに入り、筋層に平行に剥離をすすめる。
ご紹介くださる先生方へ
いつもご紹介いただきまして、誠にありがとうございます。消化管疾患に対する精査・治療、便潜血陽性における大腸内視鏡検査、炎症性腸疾患に対する初期治療~治療に難渋する患者さんまで、幅広く対応させていただきます。地域の先生方との連携を密に、安全かつ丁寧な治療を目指して努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
消化器内視鏡センター
AI内視鏡診断・タブレット入力問診を導入したスマートな内視鏡診療
基礎研究・臨床研究
日々の診療における疑問や問題点を研究課題として、研究結果を臨床にフィードバックするといった、患者さんの利益に直結しやすい研究活動を行っています。具体的には、炎症性腸疾患の病態解明や、腸内細菌叢と疾患との関わり、またバイオマーカーや新規治療薬の開発を目的とした研究を進めています。当グループに興味のある若手の先生は、見学はいつでも結構ですので、ぜひ一度、お越し下さい。
下部消化管グループ紹介
下部消化管グループは、小腸・大腸に生じる幅広い疾患を対象として、診療を行っています。特に、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患に対する内科治療、大腸ポリープ、早期大腸癌の内視鏡治療に積極的に取り組んでいます。また、以前は診断が難しかった小腸疾患(腫瘍・出血)や、消化管の希少疾患の診療経験も豊富です。
メンバー紹介
- 中村 志郎
- 専門教授(S61年卒)
- 宮嵜 孝子
- 講師(H8年卒)
- 柿本 一城
- 講師(H15年卒)
- 平田 有基
- 講師(H20年卒)
- 小柴 良司
- 講師(H24年卒)
- 中沢 啓
- 講師(H25年卒)
- 水田 昇
- レジデント(H30年卒)
非常勤講師・非常勤医師
- 中川 憲
- (S60年卒)
- 森田 英次郎
- (H8年卒)
- 井上 拓也
- (H9年卒)
- 川上 研
- (H14年卒)
留学中
- 木下 直彦
- (H26年卒)
- 沼 圭次郎
- (H27年卒)
出向中
- 楢林 賢
- (H16年卒)
- 碕山 直邦
- (H19年卒)
- 原 あずさ
- (H21年卒)
- 邉見 雄二郎
- (H21年卒)
- 窪田 美紀
- (H23年卒)
- 辻本 裕之
- (H24年卒)
- 菊谷 聡
- (H28年卒)
- 清水 光
- (H29年卒)
- 西田 光志
- (H29年卒)
- 森川 和哉
- (H30年卒)
- 山口 亮介
- (H30年卒)
- 内海 麻衣
- (H31年卒)
- 三戸岡 英晃
- (H31年卒)
- 杉島 涼音
- (H31年卒)



